高級車新車市場の国内販売ナンバーワン！ベンツ人気は「両立」にあった！

イオンモールにベンツのショールームがあるのはご存知でしょうか？

イオンモールといえば、老若男女、あらゆる顧客層が訪れ、年中賑わう「人が集う場」です。
いわばイオンモールは大衆的なイメージで、高級車のメルセデス・ベンツのイメージとは対極にあると言えるかもしれません。

ベンツの展示会といえば一流ホテルでしょ？という社内の声が多かったんですって。

現在、日本法人社長であり、本書の著者である上野金太郎氏は「似合わないからいい。対極だからいい！」
そう言って、ポジティブに捉えていたようです。

日本では有名ではありませんが、ベンツ世界シェアナンバーワンのトラックメーカーです。
高級車のベンツとはかけ離れたイメージですよね？

日本でトラックシェアを拡大しようと著者の執った行動は、自ら教習所に通い大型免許を取得。

そして、自らの陣頭指揮で運送会社へ営業に回ったとのこと！凄い行動力！

ベンツカフェってご存じですか？正式名称はメルセデス・ベンツ コネクション。

どんな場所かと言うと、ベンツのショールームで、ベンツを横目にカフェを楽しめる場所です。

普通にカフェ客としていけば営業されることはありませんので、ベンツを買うお金がなくても安心ですね！

2013年ドイツにて全長約100kmの自動運転実験に成功させています。
また2015年ラスベガスの国際見本市で自動運転機能を搭載した「未来のクルマ」を発表し、大きな反響がありました。

伝統的なメーカーだから未来の自動運転カーの開発とは無縁ではいけません。
未来への投資がベンツの価値をさらに高めているのかもしません。

恐るべしメルセデス・ベンツ。
一見対極な戦略でありながらも、ブランドイメージを壊すことなく販売台数を上げる。
そんな「両立」を続けるメルセデス・ベンツから今後も目が離せません。