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音楽聴かないのにヘッドホン?ZIP!の人気コーナー「アレナニ?」から分かる若者の消費事情

最近の若者消費者動向をちゃんとキャッチできてますか?「キヨミダンス」「ながらラン」「ピータータン」など・・・最近流行りのキーワードの意味、知っていますか?
日本テレビのZIP!の人気コーナー「アレナニ?」を通じて、イマドキの若者たちの行動原理を調査した著書『間接自慢する若者たち』。本書には、「マイルドヤンキー」「ゆとり世代」といった言葉を生み出した博報堂の原田曜平氏が若者の消費のツボを掴むために注目する34のキーワードが掲載されています。その中から本記事では、4つのキーワードに着目し、書籍の要点をまとめてみましたのでご紹介します。
まとめる書籍
ZIP!発!!若者トレンド事典 間接自慢する若者たち
著者:原田 曜平 < 角川書店 >
「さとり世代」「マイルドヤンキー」を世に広めたことで知られる気鋭のマーケッター原田曜平氏が、SNS世代の若者のトレンドを分析。

ヘッドホン女子〜ビーツが火付け役〜

twitter.com

最近、街中でよく見かけるカラフルでオシャレなヘッドホンをつけた女子。耳に当てて音楽を聴くのはもちろんだが、首から下げるなどオシャレアイテムのひとつとして身に付けている女子が増えている。ZIP!が行ったヘッドホン女子を対象にしたアンケートでも、「オシャレ」、「ファッションの一部として」という回答が返ってきた。

第1章SNSでリア充をアピールする若者たち

最近のヘッドホンをオシャレのひとつにした火付け役は、高級ヘッドホンブランドの“ビーツ”。ビーツは音質もよく、デザインにもこだわりを持っているブランドで、レディー・ガガやジャスティン・ビーバー、ネイマールも愛用していることなどから、世界の若者たちに支持されているそう。

ファッションアイテムとしての人気

2009年以降のヘッドホン市場の売上を見ると、販売数はここ数年横ばい状態にもかかわらず、販売金額は2割増しとなっている。つまり、ビーツを始めとして、高額なヘッドホンが売れるようになっているんだとか。

高級ヘッドホンが売れる理由

若い女性がヘッドホンをつけている理由を探ると3つの理由が挙がるようです。

①個性をアピール
「ワタシはオシャレなのよ」とアピールしたい。
②「一人でも楽しんでいる」をアピール
若い女性は同調志向が強い傾向にあるが、そんな中で「ワタシは一人でも楽しめる、強い女の子」とアピールしたい。
③音楽通のフリができる
ファッションでつけているけど、音楽も知っているということをアピールするため。高校生のヘッドホン女子に聞くと、中には音楽は全く聴かない、あくまでアクセサリー代わりという子もいるほど。

今やヘッドホンは聴くためのツールだけではなく、SNSに自撮りをアップする際のアクセサリーであることも含めて、オシャレアイテムとして定着しているそう。


キヨミダンス〜若者の間で話題の投稿動画〜

youtube.com

最近、Youtubeなどの動画投稿サイトで、“キヨミ”が話題になっている。“キヨミ”とは人名ではなく、韓国語で「かわいい人」という意味だ。
話題の動画“キヨミ”は、数え歌のリズムにのって女子二人が「1足す1はキヨミ、2足す2はキヨミ、3足す3はキヨミ、キ・キ・キヨミ、キ・キ・キヨミ・・・」と指で振り付けをしたものだ。

2章 SNSではやるネタ消費

皆さんはキヨミダンス知っていましたか?
韓国のアイドルがリリースした曲が元になっており、若者が動画投稿サイトに自分で撮影したキヨミダンスをアップしたところ、10代の若者を中心に人気が爆発。日本のみならず、アジア全体でブームになっているそう。

誰でも簡単に“キヨミ”

“キヨミ”が流行っている最大の理由は、誰でも簡単にかわいらしく踊れること。 振付も指だけというハードルの低さと、顔と指だけを撮影すればよく、スマホでの自撮りに向いている点も若者にウケたみたい。

動画を手軽に投稿・共有できるアプリの存在

そして、完成した動画を手軽に投稿・共有できるアプリ(Vine、MixChannel、インスタグラム)の普及も、キヨミダンスの広がりに拍車をかけたそう。

即興で動画を撮影して友達同士でも盛り上がれる“キヨミダンス”。若者は常にSNSで流行るネタ探しに敏感になっているようです。


週末帰省〜よく帰省する若者たち〜

gnavi.co.jp

あまり経済力のない若者、とりわけ学生となると帰省するのもままならないと思われがちだが、それはもう「二昔前」といっていい。最近では、頻繁に帰省する一人暮らしの若者が増えていて「週末に地元の予定が入ると必ず帰っています」という声もあるほどだ。

3章 SNSで傷をなめ合う若者たち

東京で生活しつつも、地元の友だちとの付き合いも続け、週末の短い休みであっても帰省し交流を深めている若者が増加しているそう。
イマドキの若者は、昔からの地元の友達と住む場所が離れていても関係性が「キレてない」そうです。

帰省する頻度は月に1回以上が半数以上

ZIP!が50人に聞いてみた結果、月1回の割合が27人と半数以上を占めたそうです。年間で数えると12回以上も帰省していることになります。もはや、盆や正月になったら地元に帰るというのは昔の話になりつつあるようです。

なぜ頻繁に若者が帰省するようになったのか?

それは、地元を離れてもLINEなどのSNSで家族や友だちと常に繋がっているから。 全てが自分の生活圏にいる人たちという感覚で、違和感がなくなるみたい。さらに、SNSで細くやりとりしているので、お互いの近況を常にキャッチアップしていて、「話の時差」が少なく、離れている気がしないという点が大きいようです。


レッドブルなう。〜間接で頑張ってるアピール〜

kazuch.com

「レッドブルなう。」とは、今、レッドブルを飲んで、気分をアゲている、がんばっていると、第三者にアピールするフレーズだ。どこでアピールしているかといえばフェイスブックやツイッターといったSNS上である。

4章 SNSでイタイと思われたくない若者たち

これぞSNSを使った“間接アピール”というもの。 現在の若者は直接誇示するのではなく、間接的に誇示する傾向にあるそうです。

エナジードリンクがインテリア代わり?

エナジードリンクの多くはパッケージのデザイン性も高く、飲み終えたあとインテリアに使うという若者もいるほど。そうした部屋の様子をSNSに載せることで普及し、エナジードリンク人気が広まっていったという一面もあるみたい。

エナジードリンクは自分の頑張りの代弁者

若者が自分の頑張りをSNSを使ってアピールする習性を見込んで、若者をターゲットしたレッドブルは大成功を収めました。例えば、ダンスサークルに無料でエナジードリンクを提供すると、こぞって若者はツイッターに写真つきで、その効果を交えてPRしてくれるんだとか。

若者がどんなもので自分を間接的にアピールしているかなどの動向をリサーチすることで、大きなビジネスチャンスやアイデアが発掘できるといえそうです。


皆さんはいくつ流行りのキーワードをご存知でしたか?
本書では若者消費のツボがわかる全34のキーワードが掲載されていますので、マーケティングや消費者動向分析に従事されている方など、仕事の参考文献としてもオススメの書籍です。

紹介した書籍:ZIP!発!!若者トレンド事典 間接自慢する若者たち

ビジネス・経済 #キヨミダンス #レッドブル #若者トレンド事典


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