お金と会社に縛られたくないならレールから外れて自由に仕事をしよう
それは、あなたが「何かに縛られている」と感じているのかもしれません。だったらレールから外れて自由になりませんか?
なぜあなたはそんなに苦しんでいるの?
「美醜」「貧富」「賢愚」「高低」「強弱」などの点で他人と自分を比べていませんか?
すべてにおいて他人より優っている人は存在しません。「他人と比較している限り、コンプレックスを抱え続け、悩みの種は消えることはない」といいます。
「あらゆる対立感をなくせば、人生は健やかな状態で過ごせる」と著者は言います。
レールから外れて自由もっと仕事をする生き方1.自分らしく自由に生きよう
自立して自由に生きるためには「自己基準」が必要であるといいます。
例えば、あなたがサラリーマンだとすると、意識せずとも月末に給料が振り込まれ、年に2回ボーナスが振り込まれるものです。
そして、給料日には同僚と飲みに行ったり、「花の金曜日は酒盛り」なんて人は多いのではないでしょうか?
サラリーマンをしている限り、楽しみの「自己基準」がなくても流れるままに生活できるでしょう。
一方、会社を辞め、自由になるため「独立」を選択すると、楽しみの「自己基準」が明確でなければなりません。「勝手に月末に給料が振り込まれる生活」ではありません。
独立してから「仕事自体に楽しみを見出す」か、「サラリーマン時代では到底できなかったことに楽しみ」を見い出す必要があるそうです。
自由に生きるために、まず「自己基準」を明確にしましょう。
レールから外れて自由もっと仕事をする生き方2.お金がかからない楽しみ方もある
自由に生きるためには「お金がかからない楽しみ」を見い出すことが重要だといいます。
例えば、平日の図書館で「今まで読みたかった本」を読み漁るとか、サイクリングやウォーキングを楽しむなどの楽しみもあります。本書では「俳句」や「座禅」を楽しみにすることも紹介しています。
レールから外れて自由もっと仕事をする生き方3.低い視線で生きよう
幼いころに「となりのトトロ」を見て、めいとさつきの家の環境に憧れた人はいませんか?
大自然に囲まれて、家の近くに秘密基地のような森・・・。
金銭的には決して裕福な家庭には見えませんが、セカセカしておらず、ゆったりとした時間が流れていく感覚があります。
「浮世離れした人生」も悪くないものです。
何度も繰り返しますが、周囲の環境に流されず、自分に明確な「自己基準」を持つことが大事なようです。
著者:本多 信一 (PHP研究所)