儲かっている店はやっている!たった4つのソーシャルメディア集客法
しかし、自ら発信する内容を考え、更新、フォローをしなければならないため「本業の傍ら継続が難しい」という声も多いようです。
そんな方でも本書で紹介する集客法であれば、継続して続けられるかもしれません。
著者:ノブ横地, 徳本 昌大 (扶桑社)
本当に伝えるべきことを言う。くり返し投稿する。応援され上手になる。運営会社を味方….
ソーシャルメディア集客法その1.本当に伝えるべきことを言う
巷に溢れる「ソーシャルメディア集客ノウハウ」の1つは「共感を呼ぶ内容を細やかに入れ込む」ことを推奨している内容が多く見受けられます。
しかし、一番大切なポイントは「技術的なことよりも投稿する内容の根本的な方針」であり、まず「自分が無名の存在であることを前提に伝える」ことだと、著者は言います。
その前提を踏まえた上で「自分がなぜこのサービスをはじめたのか」「どんな思いでおすすめするのか」とった根底にある思いの部分を発信することがポイント。
例えば、ケーキ屋さんがFacebookを使い、”割引情報”を流したとします。
同じエリアにある「他店の価格に対抗した割引情報」を流しても、お店の”本質的な価値”は上がりません。価格競争をしたところで、大規模な会社に勝つことは難しくどんどん疲弊していくだけです。
改めて重要なポイントを整理します。
自分たちが大切にしている「こだわり」「ストーリー」を発信し、「ファン」を増やすことが、ソーシャルメディアにおいてもっとも重要な集客法だといいます。
ソーシャルメディア集客法その2.繰り返し投稿する
「FacebookやTwitterを繰り返し投稿しましょう」というと「そんなに毎回書く文章が思いつかない」という方も多いのではないでしょうか?
それを解決する簡単な方法は、本当に伝えるべきことの内容をコピー&ペーストで繰り返し投稿することだといいます。
「何度も同じ内容を投稿したら飽きられるんじゃないか?」という心配も大丈夫です。記事が流れるように閲覧する「フロー型」メディアなので、「毎日同じ記事を投稿する」ものいけませんが、毎回記憶に残るものではありません。
ソーシャルメディアは「共感した人が、共感したしたときに、共有するサービス」だと著者は言います。人によって共感するタイミングやポイントは様々です。繰り返し、本当に伝えるべきことを発信して、地道にファンを増やしましょう。
ソーシャルメディア集客法その3.応援され上手になる
ソーシャルメディアは「自分でやらずに、他の人にやってもらうメディア」であると考え方を改めましょう。
ソーシャルメディアのパワーは「ユーザーの力を借りて、ユーザーに自分の情報を発信してもらう」という考えが重要。そのためには、自ら相手をいつも応援していないといけませんよね?
具体的な方法としては、「潜在的なファン」に対して、いつも応援している立場になる必要があります。
具体的に、相手に対して「応援している」「興味を持っている」と示す手段はFacebookでは「いいね!」、Twitterでは「リツイート」にあたりますので、こまめに応援しましょう。
これは「戦略的」というよりは「日頃から好意に思っている相手でなければ、自ら応援したいとは思わない」という人間心理の話ですね。
ソーシャルメディア集客法その4.運営会社を味方にする
最後にソーシャルメディアでの集客において重要なことは運営会社を味方にすること。
ここでいう運営会社とは「Facebook」や「Twitter」のようなソーシャルメディアの会社のことです。
どういうことかと言うと、例えばFacebookの場合、友達の投稿すべてが表示されるわけではなく、独自のアルゴリズムで重要と認識された一部の投稿のみが表示されます。
「どんな投稿を優先して表示するか」という基準を明示してはいないみたいですが、ソーシャルメディアの運営会社は「広告主からの収益によって成り立っている」というのも事実。
「どんなユーザー」が「どれくらいの頻度」で、「どのような記事を投稿しているか」によってピックアップされるのでは?という考えもできますよね。
応援してくれる「ファン」だけではなく、運営会社も見方につけてビジネスを加速させましょう。
ソーシャルメディア集客法に関しては様々な情報がありますが、ここまで実践的なアプローチを開示し、実績を出されているノウハウはないでしょう。
ソーシャルメディアの集客アップについて学ばれたい方は、是非書籍を参考にしてください。
著者:ノブ横地, 徳本 昌大 (扶桑社)