小学生でもできる!公式使えばドカンと売れるキャッチコピーの作り方

売れるキャッチコピーを考えている方、良い本ありましたよ!
一体どんなことが書いてるんだ?と思われる方は、取りあえずまとめ記事を読んでみて下さい。
「なるほど!強い言葉と弱い言葉か!」「公式に当てはめたらいいのか!」と、分かりやすい本書の理論に納得頂けるはずです。
まとめる書籍
売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方
著者:竹内 謙礼 (日本経済新聞出版社)
『売れるキャッチコピー』を作るには公式がある!

今、どうしてキャッチコピーが重要なのか

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スマートフォンの普及率が人口の半数を超え、LINEやフェイスブック、ツイッターのようなSNSによって、情報が24時間、常に消費者の間に飛び交うようになった。
次から次へと商品情報が消費者の手元に送られてきて、情報や商品を選んでいるという感覚がないぐらい、消費者は膨大な情報の中で溺れてしまっているのである。
では、たくさんある商品の中で、お客さんに選んでもらう情報になるためにはどうすれば良いのか?
それは、商品が目に留まる「きっかけ」を作ってあげることである。

一億総キャッチコピーライター時代

■「売れない商品」はなぜ売れないのか
→ 商品の「伝達力」が足りないからである。

■商品の「伝達力」を上げるにはどうすればいいか?
→ 「置いてあるだけの商品」でも「売れる商品」にするのがキャッチコピーという販促ツール

■インターネットの普及により、世の中には膨大な情報が溢れ、商品の魅力が伝わりづらい。
→ 市場ではコピーライターでは賄えないぐらいのキャッチコピーが必要。そのため、商売に携わるすべての人間が「キャッチコピー」を作れなければならない。


お金を生み出すキャッチコピーは何が違うのか

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売れるキャッチコピーは「言霊」の力で決まる
霊が存在するかどうかは別問題として、言葉には人を動かす力があることは認めざるを得ない。
言葉によって人は動かされ、そして行動を起こす。慰められて元気が出ることもあれば、傷つくこともあり、時にはその一言により、自分が本来持っている力以上のパワーを発揮することもある。

一億総キャッチコピーライター時代

今まで著者が経営コンサルタントとして、100社以上のメールマガジンをコンサルティング。
その中で、どこのネットショップでも発生している共通の出来事。
言葉に“思い”を入れなければ、売れないということ。強い気持ちを込めて書いたメールマガジンは商品が飛ぶように売れる。

キャッチコピーで最も重要なことは、「売れろ!」という強い気持ちを込めて書くこと。


こうやって作る!キャッチコピー作りの3ステップ

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言葉には「強い言葉」と「弱い言葉」がある
表現する言葉同士を対比させることにより、伝達力の強弱を比べることができるのである。

キャッチコピー作りの基本は「強い言葉」探し

【ステップ1】
■言葉には「強い言葉」と「弱い言葉」があると知ること

弱い言葉 強い言葉
安い 激安
美味しい とろける味わい
キレイ ダントツ美人
痩せる 3日で−◯kg
小さい 超ミニ
大きい ビックサイズ
速い スピード重視
便利 手放せない
面白い 笑い転げる


【ステップ2】
「強い言葉」は「弱い言葉」からスライドして見つける

(例)
「売れてます」→「スゴイ売れてます!」→「メチャメチャ売れてます!」→「売れて売れて困っています!

【ステップ3】
キャッチコピーをブロックに分けて「強い言葉」に入れ替える

(前提)例えば、チーズケーキを次のような条件で販売したとする。
・1日30個製造
・フランスで修行したパテシエが作ったチーズケーキ
・手作りの本格派

(第1段階)まずは弱い言葉でもいいので、キャッチコピーを考えてみる。
「1日30個製造。フランスで修行したパテシエが作った本格派の手作りチーズケーキ」

(第2段階)省略してブロックにわける
「1日30個製造。/フランス帰りのパテシエの/手作りチーズケーキ」

(第3段階)各ブロックを「強い言葉」にスライドさせる
「1日30個製造」⇒「1日30個限定」⇒「1日30個しか作れない!」
「フランス帰りのパテシエ」⇒「フランス仕込みのパテシエ」⇒「本場フランス仕込みの」
「手作りチーズケーキ」⇒「ふわふわ手作りのチーズケーキ」⇒「ふわふわチーズケーキ」

(完成したキャッチフレーズ)
1日30個しか作れない!本場フランス仕込みのふわふわチーズケーキ


キャッチコピーは「公式」で考える

kuoo8.com

「引き」「特徴」「説明」と、3つのブロックさえ明確になっていれば、売れるキャッチコピーを簡単に作ることができる。

キャッチコピーは「公式」で考える

【キャッチコピーの公式】
「引き」・・・・お客さんに気づいてもらう。
「特徴」・・・・その商品の優位性を伝える。
「説明」・・・・その商品に興味を持ってもらう。

上記の3ブロック「引き」「特徴」「説明」の要素が入っていることが必須。

(先ほどの例)
1日30個しか作れない!本場フランス仕込みのふわふわチーズケーキ

を分解すると、

ブロック①「引き」・・・・1日30個しか作れない!
ブロック②「特徴」・・・・本場フランス仕込みの
ブロック③「説明」・・・・ふわふわチーズケーキ

以上のように、3つのブロックの公式に当てはめて整理することが大事。
ムダにブロックが多すぎると伝達力が弱くなるので注意が必要。


「伝達力の強いキャッチコピー作り方まとめ」
①弱いキャッチコピーでいいので取り上げず書いてみる
②キャッチコピーを3つのブロックに分ける
③3つのブロックそれぞれスライドを使って、強い言葉に変える
④「引き」⇒「特徴」⇒「説明」の3ブロックで構成されているか見直す

以上が本の大筋のまとめです。より詳しいキャッチコピーの作り方については、本書にまだまだ掲載されています。ぜひ、参考にしてみて下さい。

キャッチコピーに関する本を今まで数冊まとめてきましたが、「わかりやすさ」「誰でも実践できる点」では、本書は頭ひとつ抜けています。
公式にあてはめてしまえば、みんなが優れたキャッチコピーを簡単に作れるようになってしまうので、結局消費者の目にとまらなくなりそうなくらい良い本ですね。笑

インターネットの普及によって情報が溢れかえっているこの時代。多くの消費者の目に止めるキャッチコピーの作り方を試してみてください。

キャッチコピーの次に文章力を向上させるためのテクニックを知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
あなたもコピーライターに!人気ライターが教える「文章力」が向上する3ステップ

紹介した書籍:売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方 増補改訂版 (日経ビジネス人文庫)





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