「朝活(あさかつ)」のメリット・デメリットは?
朝活は巷でプチブームになっており、朝早く起きて読書や運動をしている方が増えているように感じます。
今回は「ソーシャルメディア時代の朝活術」という著書を元に、朝活のメリットとデメリット、朝活するならオススメの「朝食会」という朝に開催されているイベントをまとめましたのでご紹介します。
ところで朝活ってなに?
朝活とは、始業前の朝の時間を、勉強や趣味などの活動に当てること。
最近は、朝活のひとつとしてカフェなどで少人数の参加者が趣味の話やお勧め本を紹介し合う「朝食会」が人気なんだそう。
早起きをして太陽の光を浴びる時間が長くなることによって、神経伝達物質の一つであるセロトニンが分泌されやすくなります。この「セロトニン」が分泌されることで、いわゆる”やる気がでるホルモン”である「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」の分泌を正常に保ってくれております。
このセロトニンが減少すると心と身体のバランスが崩れ、不安定な状態となってしまうため、脳の活性化に適した早起きを毎日の生活に取り入れ、セロトニンの分泌量を増やした方が良いといわれています。
また、脳の活性化によってセロトニンの量が増えれば、認知症の予防にも繋がるため、若いうちから早寝早起きの習慣をしみ込ませておいた方が良いそうですよ。
朝活のメリットは
朝活のメリットは、先ほど紹介した通り、朝早く起きることで「やる気ホルモン」が活発になります。朝だけでなく、勤務時間全体にも好影響を与えてくれます。
また、早起きすることで、当然ながら朝に使える時間が長くなります。朝に活動すれば、周りはまだ動き出していないため、電話やメールが入り、作業が中断されることはありません。
そのため、例えば提案資料の作成のような、大事だけど作業時間が把握できず、つい後回しにしてしまうタイプの仕事に先に取り掛かれるようになるといったメリットもあるみたい。
朝活のデメリットは
一方、朝活はいいことばかりではないというのも正直なところ。
朝活のデメリットとしては、
・朝活を始めて数日間は昼食後の睡魔が激しい
・集中力が切れる時間帯が早い
なんて話がよく経験者から出てくるそうです。
昼食後の睡魔や集中力については、昼寝に理解がある職場であれば、積極的に昼寝しれば回避できそうですね。
GoogleやAppleなど企業では、仕事中に昼寝をすることを認めているそうです。10~15分の短い昼寝は、能率や生産性を高めるという研究結果(英文)も出ているんだとか。
朝活は1人でやらず「朝食会」がオススメ
朝活を始めたいと考えている人は、「朝食会」に参加することがオススメなんだそう。
1人ではなかなか起きれないけど、朝食会はFacebookページなどで事前に予約をするので、「ドタキャンしたらまずい」という義務感から自分を奮い立たしてくれるんだとか。
そんな朝食会でも大きく、”クローズド”と”オープン”に二分されるらしく、最初は誰でも参加できる「オープン朝食会」に参加してみるのがいいそうです。
オープン朝食会の中にも、一部“クローズド”的なものも含まれているらしいので、Facebookページなどで「初心者歓迎」と書かれているものを探すか、判断が難しければ「初めてでも参加してもよろしいですか?」とメッセージを送ってみることがオススメだそうです。
初めて参加した朝食会が”内輪の仲良し会”だったら、「次から二度と行きたくない!」と思ってしまうかも知れませんからね。
1日の時間が短くて、やりたいことができていない!って方は朝活いいかもしれませんね。
1人では難しいという方は、下記の朝食会なんていかがでしょうか?
朝活ポータル
東京朝活読書会
20代限定朝カフェ・朝活 『モーニングッド』
著者:福島宏明 , 森暁子 (アスキー・メディアワークス)