ホリエモンがジョブズより先にiPhoneを作っていた?ここが面白い「我が闘争」
堀江貴文氏の幼少期から学生時代、バイト時代から起業を経て、一躍有名になった球団買収、テレビ局買収、選挙出馬、逮捕、収監まで!まさにジェットコースターのような人生ですね。
本記事では、どの書籍にも書かれていない興味深かった内容のみをピックアップしてお伝えします。
著者:堀江貴文 (幻冬舎)
目の前のままならないこと、納得できないこと、許せないことと闘い続けてきた著者が、自分の半生を正直に語りつくす。早すぎる自叙伝。
今で言う「iPhone」を作っていたのはホリエモンだったかも!?
2005年、ホリエモンはライブドアを世界一の企業にするために必要なことは、iPhoneのようなスマートフォンを作ることだと確信していたそうです。実際にコンピュータ関連のカンファレンスの基調講演でスマートフォンの登場を予言していました。
もちろん、当時はまだ「iPhone」は発表されてはいません。2005年というと、appleの音楽プレーヤーiPodが普及し始めた頃。日本ではiPodminiが爆発的にヒットしましたね。
ちなみに初代iPhoneが発表されたのが2007年1月です。
ホリエモンはスマホを作るためにソニーを買収していたかも!
2005年に世界一の企業にするため、スマートフォンを作ろうとしていたホリエモン。
音楽プレーヤーとWi-Fiも使えるコンピュータ、カメラ、財布が一つにした持ち運びできる携帯電話があれば世の中を便利にできると確信していたようです。
その開発をするために目を付けた日本企業が「ソニー」でした。
ソニーにはもともとウォークマンをヒットさせており、携帯型端末の開発する技術力はあります。
また、ソニーには世界に通じるブランド力があり、音楽や映像のコンテンツも豊富に抑えています。まさに今のiPhoneを作るには好都合です。
当時、実際に軍資金の目処は立てており、社内では話し合いが行われていたらしいです。計算上ではソニー株の60%は狙えたみたいですね。
ホリエモンは世界一の企業を作れていた?
ホリエモンがライブドアを経営していた当時に掲げていた目標は「ライブドアを世界一の会社にすること」。
これはイメージとしての世界一ではなくて、経常利益世界一の会社という意味でした。
そのためにソニーとライブドアを合併させ、ソニーブランドとして「iPhone的端末を作ることに特化した会社」に生まれ変わる予定だったようです。
もしもの話になってしまうのですが、あの時、検察が来なかったら今の世の中どうなってるんでしょうね?
iPhoneと同じくらいのタイミングで、ホリエモン率いるソニーからスマートフォンが出ていたかもしれません。
もしかすると、iPhoneやAndroidとシェアを争っていたのかも。そして、今のApple、Google、マイクロソフトに匹敵するような日本企業が出来ていたかも…
もしもの話ですが、勝手な想像をしてしまいます。
ホリエモンが掲げる宇宙ビジネスの将来をみてみたい!
不運にも刑務所生活を送ることになるホリエモンですが、その中でも継続してロケット開発を続けていました。
(堀江貴文さんが刑務所内で読まれていたオススメ本は『堀江貴文氏が『獄中で号泣した!!』2冊の本とは?』にてまとめています。)
民間企業が格安ロケットを製造できるようになれば、多くの人が宇宙に行けるようになる!とてもワクワクするようなビジョンがあります。
今やスペースXのイーロン・マスクやAmazonのジェフ・ベゾスなど、世界的な天才経営が参戦している宇宙ビジネス。
そこに切り込む天才ホリエモンこと堀江貴文氏の活躍がこれからも期待ですね!
著者:堀江貴文 (幻冬舎)
Kindle版あり