妻を社長にすれば金持ちに?金持ちになるには真っ先に「税金」を減らすことを考えよ
それは日本の税制をうまく利用した誰にもマネできる方法だそうですよ。
著者:坂下 仁 <出版社>
破産寸前の貧乏夫婦に5年で資産数億円をもたらした「プライベートカンパニー」とは?借金地獄のどん底で気がついた、サラリーマンが…..
金持ちになるには税金のことを考えよ
サラリーマンとして必死に働いていても、なかなか「お金持ち」になるのは難しいことです。
「なかなか給与が上がらないし…」ということではありません。
仮にあなたの年収が500万だったとしましょう。
その場合「所得税が20%」かかるため「約100万円が税金」として召し上げられます。
働いた時間の「5分の1」が税金のために働いているようなものですよね?
もし、収入を増やそうと思い、副業を頑張った結果、給与と副業を合計した年収が1000万円になったとしましょう。
日本は累進課税制度を採用しています。
その場合「所得税は33%」となり、「330万円が税金」として召し上げられます。
頑張れば頑張るほど税金が上がる仕組みですね。
例えば、1日10時間働いているとしたら、最初の3時間は税金を収めるために働いてるようなものです。
「頑張って働いても税金が多くなる」ということは分かりました。
では、お金持ちになるには一体どんな方法が最適と言えるのでしょうか?
誰でも金持ちになれる富裕層への特急券とは?
日本の法律上、もっとも税制面で優遇された「人」がいます。
その特別な存在を日本の法律では「法人」と呼ばれています。
仮に500万円の副業収入を法人として受け取るようにすれば、「税金を10万円」程度に抑えることも可能です。
先ほどの例でいうと、副収入で500万円収入がアップした場合、「年収1000万円」に対して「所得税が330万円」かかると説明しました。
それに対して、500万円の副収入を「法人」で受け取った場合、「年収1000万円」に対して「所得税が110万円程度」となり、「200万円以上」の節税も可能となります。
細かいことは記事に書ききれませんが、「法人設立後に必要な費用」は所得税だけではありませんのでご注意を。
年間200万円自由に使えるお金があれば、「やりたいこと」の幅も広がります。
本書では「家族で法人を作り、プライベートカンパニーという魔法のマントを羽織ってしまう」ことを推奨しています。
金持ちになるには具体的にはどうしたらいい?
インターネットの普及と「合同会社」の登場により、誰でも法人を簡単に作れるようになりました。手っ取り早く法人を作るなら「合同会社」がオススメ。
難しい手続きはなく、3時間程度の時間と約10万円のお金で作れてしまいます。
そして、可能な限りかかる費用(家賃、車の維持費、光熱費、携帯代など)をプライベートカンパニーからお金を支払うようにするんだとか。
合同会社設立の手続きについて詳しくは、本書を参考にしてもらったり、インターネットで検索すればたくさんの情報が載っています。
合同会社設立ナビゲーション|自分でできる会社設立
http://www.kaisyasetsuritsu.jp/godo/
妻を社長にして金持ちになる
でも結局副収入がないと節税できないんでしょ?というツッコミが来そうですが、まさにその通り。
本書では奥さんを社長にする「大家」というビジネスを紹介しています。
奥さんが「大家」で旦那が「サラリーマン」の場合、「信用力」は非常に高いようです。
「収入が安定しているサラリーマン」と「不動産という担保を持つことになる大家」という組み合わせは、銀行からお金を借りるのも難しくないとのこと。
中古の物件なら「数百万円で始められるビジネス」で「奥さんも片手間でできる」「素人でも意外に利益を上げやすい」という理由から本書では「大家」というビジネスを紹介しています。
実際に副業を始められなくても、日本の税制や節税の仕組みに興味をお持ちの方、具体的に金持ちになる方法を知りたい方は本書をお読みください。
著者:坂下 仁 <出版社>
Kindle版あり