今さら英会話を勉強するのは大間違い!グローバルで成功するには◯◯を身に付けろ
「今から英語を勉強しなくても、グローバル・エリートになれる39のルール」から、英語ができなくてもグローバルエリートとして活躍できるポイントを4つご紹介します。
著者:デュラン れい子 (東洋経済新報社)
ベストセラー『一度も植民地になったことがない日本』の著者が、海外での数多くの要人やエグゼクティブたちとの交流の経験から本音で語る!世界で…
あなたは「たまたま✕✕株式会社に勤めている◯山◯男さん」です
日本では無意識に「自分は✕✕株式会社に勤めている◯山◯男」と考えている人が多いですが、ヨーロッパやアメリカでは間隔が少し違います。
日本では名の通った超一流企業の社員であることが、その人のステータスシンボルです。しかし、そのまま「✕✕株式会社の・・・」に頼ってビジネスを続けていくと、グローバル・ビジネスではそれ以上の発展はありません。
「ビジネスの基本は個人対個人」です。
グローバル・ビジネスにおいての自己紹介で、会社名から名乗るのはNGです。会社の看板に頼らないと「何も出来ない人」という印象を持たれてしまいます。
あなたは「✕✕株式会社の◯山◯男さん」ではなく、「たまたま✕✕株式会社に勤めている◯山◯男さん」であるというスタンスを忘れてはいけません。
グローバルエリートになるためのポイントその.1「ビジネスの基本は個人対個人」
外国人に「えっ?」と言われるような趣味を持て!
グローバル・ビジネスで知り合う外国人には必ずと言っていいほど「趣味は?」と聞かれます。そんなときに、相手が「えっ!?」と驚くような答えを返せば、大喜びであなたを友達として受け入れてくれます。特に、日本独特の歴史があるものであればなおさらです。
「趣味はゴルフ」という日本人が多いようですが、他人と同じが無難とは考えてはいけません。今からでも遅くはありません。自分の本当に好きなことを突き詰めて、外国人に自慢できる趣味を見つけましょう。
グローバルエリートになるためのポイントその.2「一つだけ自慢できる趣味を持つ」
グローバルな職場の人間関係は「ボスか友達」
ヨーロッパやアメリカの企業では、同僚は年齢、勤務年数に関係なく友達です。日本では1年でも早く入社した人は「先輩」ですが、欧米では、同僚に上下関係はありません。
上下関係があるのは、自分とボスのみ。しかしボスの前でも、自分の意見はハッキリ述べるのが基本です。
なぜなら「意見が言えない人はバカ」と見なされるからです。
グローバルエリートになるためのポイントその.3「上司の意見に対して日本式に反応するイエスマンは、ただの馬鹿」
ディベートはゲームと考える
どうも日本人には「ディベートする、議論する」イコール「言い争う」というイメージが強いようですが、ディベートの面白いところは、敵がどういう考え方をするかを学ぶことです。
日本人であれば、論理ではなく感性が優先されてしまっている人が多いのかもしれません。日本では「武士に二言はない」という、一度自分の意見を言ったら、それを曲げないのが美徳と考えているのでしょう。もちろん、それはそれでいいのですが、だからといって「ディベート」に嫌悪感なり圧迫感を持つ必要はまったくありません。
グローバルエリートになるためのポイントその.4「ディベート」は、言葉を操ることが出来る人類だからこそできる、ハイレベルなゲームだと考える
著書は英語が話せるようになる前に、「どうすれば外国の人達が自分を違和感なく受け入れてくれるか」を考えるべきだと言っています。この記事ではざっくり4点のみ紹介しましたが、本書では、グローバルエリートになる39のルールを紹介しています。興味のある方は本書を参考にされてください。
著者:デュラン れい子 (東洋経済新報社)
Kindle版あり