年収3000万、資産3億円のサラリーマンが教える「おすすめ副業本」の選び方3種
その中から、実際に副業を始めてみたいけど「どんな本を参考にしたらいいのか」「どうすれば実際に始めることができるのか」といった疑問にお答えする「そろえるべき関連書籍3種」をまとめてみました。
著者:島居 里至 (東洋経済新報社)
サラリーマンをしながら年収3000万円、総資産3億円を達成した男の情報獲得術とは?
そろえるべき関連書籍は3種!
ビジネス本は種々ありますが、僕が思うに、次のように大別されていると思います。この3種を見極めて、それぞれ1冊、入手すればよいかと思います。
①導入本
②ノウハウ本
③事例本シマスエ流・ホントに稼げる基礎知識獲得術
一番いいのはその業界に詳しい人に一緒に書店に行ってもらって選んでもらうのがいいそう。しかし、それができない場合は上記のような基準で選んでみることをオススメされています。
①②③のバランスがとれて、内容が網羅されている本も中にはありますが、「メインのメッセージがどうなのか」というのを見極めながら本を選ぶのがいいみたいです。
次項から、①②③について詳しくみていきます。
①「導入本」の特徴と短所
この本のカテゴリーには自叙伝が多く、どうやると成功するか、どこを押さえておくべきか、といった教訓から、こうやって成功しました、という著者自身の成功体験が書かれていることが多いです。
シマスエ流・ホントに稼げる基礎知識獲得術
■導入本の特徴
・②のノウハウ本、③の事例本と違って、著者の個性が出やすく、言いたいことをきちんと表現できている場合が多い
・著者の経営哲学、投資哲学などが多く書かれている
■導入本の短所
・導入本だけではビジネスを進めることは困難、具体的手続きの知識やデータが足りない。
以上のことから、その事業のうまみを知ることや、興味を持つことができるため、最初に読んでおくべき本なんだそうです。
②「ノウハウ本」の特徴と短所
このカテゴリーは本を開いた瞬間にわかります。とにかく、表やグラフなどのデータが多く、具体的な数値データなどがびっしりと記述されています。
シマスエ流・ホントに稼げる基礎知識獲得術
■ノウハウ本の特徴
・関係各署に提出すべき書類や、具体的手続きの方法がしっかり記載されている
・関連する法律などが記載されている
■ノウハウ本の短所
・いきなりこの種の本を読んでしまうと、難しくて成功のイメージが掴めない
・読んでいても面白くはない
以上のことから、モチベーションを上げるためには、最初に導入本を読むこ必要があるそうです。
③「事例本」を選ぶポイントとまとめ
このカテゴリーはいわばケーススタディが羅列されています。さまざまな成功例・失敗例が記載されており、実際に自分が始めるときの投資規模、コンセプトなどに合ったものがあれば、しっくりとイメージしやすいかと思います。
シマスエ流・ホントに稼げる基礎知識獲得術
たとえば、飲食店開業の事例本の場合は、10くらいの事例が羅列しており、オーナーインタビューや、初期投資額、立地に関すること、こだわりのポイント、気になる開業後の収支などが記載されているもの。
本の選ぶポイントしては、さらに失敗例が紹介されているとよりいいそうです。
ここまでのまとめ
前述の3つを、それぞれ1冊ずつ用意しておくと、バランスがよく知識が得られると著者はいいます。
事業を進めるにおいて、もっとも重要なのが『モチベーションの維持』。そのためには、①の導入本がもっともモチベーションが喚起されてるそうです。
「いつかは◯◯したいなー」と漠然と考えている方は、上記の手順を参考にされてみてください。
「副業を始めてみたいけどどうやって始めたらいいかわからない」「何も分からずに始めてみたけどすぐにやめてしまった」などの経験をお持ちの方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
紹介した書籍:35歳3億円サラリーマンのホントに稼げる情報獲得術