最強コピーライター佐々木圭一が教える「心に響く言葉」- 伝え方が９割まとめ(3)

ある日、飲み会の幹事からこんなメールが来ました・・・

「飲み会あるけどいかがですか？」

「メンバーが微妙ならやめとこうかな・・・」とか思ってしまいそうです。この場合、こんな内容のメールが来たらどうでしょうか？

→「◯◯さんが来ないと盛り上がらないから、◯◯さんだけには来て欲しい！」

そこまで自分が必要なら「わかりました！行きます！」って即答してしまいそうです。実際に一人ひとりに送るメールをこの内容に変えれるだけで、参加率が高くなるらしいですよ。

☆「７つの切り口．その５」
「あなた限定」を使えば、じぶんだけ選ばれたという優越感から、話しに乗りたくなる。

メタボのお父さんのカラダのことを気遣った娘が、お父さんに対してこんな言葉をかけます・・・

「お父さん、運動しなよ。病気になるよ。」

「わかった、わかった」なんて言いながら、これではなかなか運動しそうにありません。この場合、娘からこんなことを言われたらどうでしょうか？

→「夜に走ろうと思うんだけど、私ひとりだと怖いから、いっしょに走ってくれない？」

一人ではなかなか始められないことも、仲間がいると重たい腰をあげられるものです。
さらに、大事な娘を危険な目に遭わせる訳にはいきません。これは、「７つの切り口」その２の「嫌いなこと回避」との合わせ技ですね。

☆「７つの切り口．その６」
「チームワーク化」を使えば、仲間意識が生まれ、面倒な頼みも聞き入れてもらえる。

お店にいつもの”値切りの達人”がやって来ました。この達人に対して販売員が・・・

「すみません、値引きはできないんです」

値切りはできないと言っても、値切りの達人は意地でも食い下がりそうにありません・・・。この場合、このように切り返せばどうでしょうか？

→「私の真心をプラスさせていただくことで、何とかならないでしょうか？ありがとうございます。」

相手から感謝されてしまうと、人間意地悪にひつこく出来ないものです。

☆「７つの切り口．その７」
「感謝」を使えば、ほのかな信頼関係が生まれ、相手が気軽には断わりにくくなる。

それでは最後に「７つの切り口」を整理します。

①「相手の好きなこと」を使えば、
好感をもたれながら、こちらの希望を通すことができる。

②「嫌いなこと回避」を使えば、
強烈な強制力を出せる。伝え方、最後の手段。

③「選択の自由」を使えば、
「選択の自由」を使えば、やらされている感なく相手を導ける。

④「認められたい欲」を使えば、
手強い相手も期待にこたえたくなる。

⑤「あなた限定」を使えば、
じぶんだけ選ばれたという優越感から、話しに乗りたくなる。

⑥「チームワーク化」を使えば、
仲間意識が生まれ、面倒な頼みも聞き入れてもらえる。

⑦「感謝」を使えば、
ほのかな信頼関係が生まれ、相手が気軽には断わりにくくなる。

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⇒ 「かーんち、セックスしよ!!」ドキッとしたあなたは「赤裸々法」の虜です 「伝え方が９割」vol.4